頂き物♪その1 


プレゼントで頂いた作品を勝手にご紹介していきます~



黎夕の可愛いお話、2本立てです☆




あ、ちゃんと許可はいただいてます!が、えっと…

私の誕生日にいただいたりしたお話なので…(1月w)


Σ(゚Д゚)忘れた頃に晒すのか!と、私ならびっくらコキますな(コラ



でもひとりで抱えているのはとぉっても勿体なくて忍びないもので、と思いつつ半年←

いやだもう1年も半分が終わったらしいですわよ、奥様ぁ!←誰w



と、いう事で?(魔法の言葉w)


1月の私の誕生日にいただいたお話をご紹介させていただいちゃいます~

お、お、遅くなって時間差攻撃でごめんなさい…!

でも本当に嬉しかったので、皆様にもお裾分けです☆←だから遅いって



いただいたお二方のSNSご自宅では公開してくださってます~~~
ありがとうございました!(半年越し←



ひとつめMMTKさまより二次処女作いただきました♪
今では素敵立派な書き手さまですけども!←
可愛いお話、ありがとうございました(*´ω`*)


*****

『お誕生日』


「…よしっと。こんなもんかしら?」

卓の上に色とりどりの料理が並ぶ。
豪華な宮廷料理ではなく、素朴な庶民料理。
しかし、湯気が立ちのぼる温かいものばかり。

「…少しでも喜んでくれたらいいな///」

出来上がった料理を見つめながら頬が桃色に染まる。


───ことの始まりは李順さんの一言だった。

一週間後は陛下のご生誕日であること。
行事や宴などは行わないこと。


『…私の誕生日はあれほど煩く聞いてきたくせに
 自分のことは何も教えてくれないんだから…』

聞いたけどはぐらかされて教えてもらえなかった陛下の誕生日。
まさか李順さんから聞かされるとは思わなかったけど少しでもお祝いをしたくて調理場の使用許可をもらい用意したささやかな料理。

『…早く帰ってこないかな』


---

夕刻。
黎翔は後宮に向かうべく回廊を歩いていた。

「…ふぅ、李順のやつ。
 今日はやけにあっさりと切り上げたな。」

昨日までは深夜にまで及んだ政務が今日に限って
夕餉の前に終わった。

ここ数日あまりの忙しさに夕鈴と夕餉さえ共に出来なかったため今日は久しぶりにゆっくり過ごせると逸る気持ちを抑え足早に後宮へと足を進める。

夕鈴の部屋の前で人払いをして扉を開ける。

「夕鈴?」

声を掛けるが返事がしない。
不思議に思い部屋の中へと足を進めると長椅子に凭れ転寝している夕鈴の姿があった。
近くの卓の上には所狭しと並べられた料理の数々。

「……………」

温かい湯気が立ちのぼる料理。
黎翔はなにがどうなっているのかわからず、寝ている夕鈴に近づく。

「夕鈴。夕鈴?
 此処で寝たらだめだよ。起きて。」

「………う…ん?」

「夕鈴?」

「……へい…か?」

「起きた?」

「…あ。おかえりなさいませ。」
花が綻んばかりの笑顔で黎翔に微笑む。

「うん。ただいま。
 ねえ夕鈴。これはいったい…?」

「あ!
 はい!先日李順さんにお聞きしたんです。
 今日が陛下のお誕生日だって。
 でもお祝いする行事も宴も行わないと伺ったので
 少しでもお祝いがしたくてお料理を作らせて頂いた
 んです。」

頬を桃色に染め満面の笑顔で黎翔に話す。

「………僕のため?」

「はい!
 陛下。お誕生日おめでとうございます///」

顔が熱くなるのを感じた。
私は自分の誕生日などなんとも思ってなかった。
生誕の行事や宴など煩わしいだけだった。

だけど夕鈴が僕のためにしてくれたことがこんなにも嬉しいなんて…。


なにも言わずただ夕鈴を見つめていた僕。
夕鈴の表情が曇る。

「………あの…ご迷惑でしたか………?」

「!?
 ううん!そんなことない!
 すごく嬉しいよ!ありがとう夕鈴///」

「良かった///
 政務でお疲れの陛下にいっぱい食べて頂きたくて
 たくさん作ったんです。
 庶民料理ですけど温かいものばかりですからね。
 さあ、椅子に掛けて下さい。」

嬉しそうに微笑みながら僕を椅子へと促す。

夕鈴は本当に僕の予想外のことをしてくれる。
煩わしいだけだった自分の誕生日が夕鈴がいるだけで嬉しいものに変わる。

「すごく美味しいよ。
 ありがとう夕鈴///」

「私も陛下に喜んで頂けて嬉しいです///」


ふたりで温かな夕餉を囲む。



『………ありがとう夕鈴。
 君だけが僕に幸せをくれる。』


黎翔は夕鈴という幸せを噛みしめながら初めて自分の誕生日が嬉しいと感じたのでした。


             ───おしまい。───


*****

のわあああああああああ(*ノωノ)
もう、可愛いすぎてもんどりうちますよぅ(*ノωノ)
お誕生日ってホント、素敵な日ですよね!!!
私、半年前ってことはあと半年で次の誕生日!(ぉ





そしてもうひとつ、KZHNさまよりいただいたお話(*´ω`*)


*****


『適度』


しゃらん…

妃の簪が揺れ、涼やかな音をたてる。

新しく外交を始める国の使者をもてなす夜の宴。
夕鈴はいつもの通り美しく着飾り、陛下の隣にいた。

今回の国は遠いところにあり、直接戦の心配もなく、比較的気楽なものだという。
いろいろな品を献上され、李順はほくほくしていた。
今まで白陽国では見かけない物もあり、様々な可能性や希望が見込まれる。

「どうした?妃よ。そろそろ疲れたか?」

少しぼーっとしていたのを気づかれたらしい。
抱き寄せる手に力がこもる。

「いいえ、陛下。あまりに素晴らしい宴なので見入ってしまいました」

大丈夫ですよ、と微笑んでみせる。

すると顔を近づけ、こそっと陛下が囁いた。

「あと使者に挨拶したら戻れるからね。もう少し待ってて」

端から見たら愛を囁く熱愛夫婦。
当てられたらしい使者は、先ほどから外交担当の大臣と話し込んでいる。

ちらりと陛下が視線を向けるとすぐに気づき、近くへ寄ってきた。
2、3点使者と話をし、大臣たちにも言葉をかけて陛下は退出する。
その際ひょいっと妃を抱え上げるのは忘れない。

「へ、陛下ぁ~歩けますから降ろしてくださいー」

後宮まで抱き上げられたままになりそうで、外に出た途端夕鈴は暴れ出した。

「えー?でも夕鈴高価なものいっぱい付けてて怖いって言ってたでしょ?僕が歩くから夕鈴は動かなくていいからね」

すでに小犬の笑顔に小犬の声。
思わず周りに人がいないか確認してしまった。

「…もう、まだ王宮なのに!誰かに見られたらどうするんですか!?」

「大丈夫だよ。兵の位置はわかってるし、他のみんなは宴だからね」

いろいろ諦めて、結局陛下に後宮まで抱かれて行った。

陛下はこの後まだ仕事があるらしく、お茶を一杯だけ飲んで王宮に戻っていく。
戻り際に「使者から珍しいものをもらったんだ。明日楽しみにしててね」と言い残して。


そして次の日の昼過ぎ。
ひょっこり陛下が現れた。

「こんな時間に大丈夫なんですか?」

さっさと人払いをした陛下に、一番最初に聞くのはこれだろう。
今は外交の真っ只中のはず。
李順さんが眼鏡を光らせ現れるのではないかとビクビクしてしまう。

「大丈夫だよ。今ちょうど休憩時間なんだ。短いけど、今日はこの後来られないと思うから今のうちにね」

そう言って陛下が見せてくれたのは、赤茶色の大きな種のようなもの。

「これはなんですか?種…?植えていいんですか??」

何か育てていいのだろうか。
ちょっとわくわくしていると陛下にクスクス笑われた。

「残念、植えるんじゃないよ。これはアーモンドと言うものなんだ」

「あーもんど…」

聞き慣れない言葉。

「食べられるんだよ?」

「えっ!?食べるんですか??」

「うん、このままでも食べられるんだけど…ちょっと味がないかな?食べてみる??」

1粒おそるおそる口に入れてみる。

(んー美味しくは…ない?味というか、風味が不思議??歯ごたえはカリカリしてて悪くはないけど…)

よほど微妙な顔をしていたのか、またまた陛下が笑っている。

「味…微妙でしょ。今度はこっちを食べてごらん」

赤茶色の端に一つだけあった、黒くてつやつやの丸い物を口に入れられる。

「んんっ!…これっ!!すごく甘くて美味しいです!」

蜂蜜とも違うトロリとした甘さ。
中にさっきのカリカリの歯ごたえ。
食べたことのない美味しいものに思わずにこにこしてしまう。

「それはさっきのアーモンドを、チョコレートという甘いお菓子でくるんだものなんだ」

チョコレート…新しい言葉を頭に刻む。

「このアーモンドは塩で味付けても食べられるみたいなんだけど、夕鈴は甘い方がいいかと思ってね。気に入った?」

「はい!これならいくつでも食べられそうです」

もちろん冗談だが、それくらい美味しかった。

「アーモンドは健康にもいいんだって。女性は23粒が目安らしいよ」

「えっ23粒ですか!?さすがにそれはお腹いっぱいになっちゃいそうですね。それに…ちょっと飽きちゃいそうです」

食べ物に飽きるなんて贅沢は言語道断だが、23粒と聞くと、きっとそのままでは食べられないだろうなと思ったのだ。

「何かお料理に使えるといいですね!」

ポロッと言っただけだったが、次の日その軽率さを思い知ることになる。

「アーモンドの花を乾燥させたものもあるから、後で見せてあげるね」

「はい!ありがとうございます!!」

陛下は笑顔の夕鈴に満足したのか、おとなしく仕事に戻っていった。


その日の午後は紅珠が遊びに来た。

最初に新作ができたと渡され、ちょっと引きつってしまった以外はにこやかにお茶を楽しむ。

「まぁ!わたくしもアーモンドはまだ数回しか食べたことはございませんが、若返りに良いと評判なのですわ」

「わ、若返り…?」

若い紅珠が若返り??

「女性はいつまでも若くいたいものですものね。わたくしは母が取り寄せた物を味見させていただきましたの。20歳を超えられたお姉さま方は、何人か食べられているとおっしゃってましたわ」

さすが貴族。
例え遠くの国でもいろいろ情報は入ってくるらしい。

「それにしましても、ご政務の合間をぬってアーモンドを自ら届けてくださるなんて…愛ですわね…!真心の愛ですわ…!!」

紅珠のキラキラがひときわ眩くて、思わず椅子の背まで引いてしまったのは内緒だ。


さらに次の日の夜。

一緒に夕餉をとろうと陛下がやってきた。
しかし卓の上に並べられたものをみると、陛下と夕鈴とで品が違う。

「…?陛下…これは…??」

「今日の夕鈴の分は特別なんだ!後で教えてあげるから、まずは食べてみて」

確かに陛下の方はいつも通りの主菜や副菜、汁物など。
対して夕鈴の方は小さな皿が20枚ほど並べられており、少量だがひとつひとつ違う料理が入っている。

その中にひとつだけ見覚えのあるものがあった。

最後に食後の甘味として食べる位置に、昨日陛下からもらったチョコレートのアーモンド。
同じお皿にあと2つ、形の違うものも乗っているが、きっと夕鈴が気に入ったと言ったから出してくれたのだろう。
その気持ちが嬉しくて、にっこりしながら箸をつけ始める。

「ではいただきますね。…あっ美味しい…」

おそらくほうれん草の和え物。
ただいつもと少し風味が違った。

他にも南瓜や魚、鶏肉の料理まである。
全て一口で食べられるようなものだったが、お腹はいっぱいになった。

「どれもすごく美味しかったです!これはどうされたんですか?」

「うん、実はね、これアーモンド23粒分なんだ!」

「…へ?」

「だから、昨日夕鈴23粒は飽きちゃうって言ってたでしょ?料理にできればいいのにって。だから作らせたんだ!全部アーモンドひとつ分を使った料理なんだよ?」

にっこにっこしている陛下に対し、夕鈴は一瞬にして青ざめた。

(しまった…陛下の前で考えなしに言うんじゃなかった…!)

いったいどれだけの手間をかけさせてしまったのか。
料理というのははっきり言って、多く作るより少なく作る方が難しい。
しかも種類が多ければ多いほど材料費もかさむ。
それを、ひとり分の一口の量をしかも20種類なんて、明らかにお金と時間と人手の無駄である。

「これなら夕鈴食べられるね!明日からもこうしようか」

「あ、明日も!?いえいえいえ!お気持ちだけで十分ですから!!」

(そんなこと毎日してたら李順さんにクビにされちゃう!)

断固拒否された陛下は不満そう。

「でも夕鈴美味しいって全部食べてくれたのに…」

「それはもちろん美味しかったですけど!毎日何種類もなんて料理人さんたちが大変です!」

「…彼らはそれが仕事だろう?君が健康に美味しく食べられることが一番だ」

急に狼。
でもここは引けない。

「だからって…陛下分別無さ過ぎますー!せめて量を考えるとか種類を減らすとか、もう少し分別ってものを身につけてください!!」

「私は君を前にすると加減を知らぬおろかな男に成り下がる。許してはくれぬか?」

私の表情を見て狼じゃダメだと思ったのか、すぐに小犬に切り替えてきた。

「ゆーりん…どうしてもダメなの…?僕、夕鈴が美味しいって言ってくれたのが嬉しかっただけなんだ」

嫌いになった?と弱った小犬がくぅーんくぅーんとないている。

わざとだとわかっているが、こうなってしまうと怒りを持続できないのが夕鈴だった。

ふぅ…と息をひとつ吐いて。

「…1種類とかでいいんです。それに健康にいいなら私だけじゃなく、陛下にも食べてほしいです。いつもの料理の一品を変えてもらって、2人で食べましょう?」

「…うん、わかったよ。そうだね、2人で食べよう」

ひとまず陛下の暴挙は止められそうだとほっとすると、急に喉の渇きを覚えた。

卓の端にある水に手を伸ばし、ぐいっとあおる。

「ゆっ夕鈴!それ違う…!!」

慌てる陛下の声を聞きながら、かっと身体が熱くなった夕鈴はくたくたと崩れていった。

間一髪で陛下の腕の中。

「まったく君は本当に予想がつかない…君はきっと、ずっと変わらず控えめで優しいのだろうな。その永遠の優しさを向け続けてもらえるよう、私も努力しよう」

さらりと髪に触れられ、夢現で聞こえた声の方がずっと優しい、と思いつつ、ふわふわと眠りに引き込まれていった。


翌日から、必ず1日1食はともにする夫婦の姿が見られたとか。



おしまい。



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<おまけ>

「…まずい…もしかして…太った…?」

(絶対陛下が食べさせるせいだわ…)

あれから数日、必ず1食は陛下と食事をともにすることになった。
そしてその時には必ずアーモンドの料理が1品ある。

その料理を、陛下は必ず夕鈴に多く取り分けるのだ。

他の料理をいつも通り食べ、その1品はいつもより多い…
間違いなく原因はそれだと思った。

その日の夜から、妃は不思議な運動を始め、それを影から楽しそうに見守る夫の姿があったとかなかったとか。

ちなみに周りから見ると、妃は全然太ったようには見えなかったらしい…


ホントにおしまい。


*******


私の誕生日、1月23日はアーモンドの日なんですって、奥様!
KZHNさまはホントにアーモンドの実も送ってくださったんですよぅ(*´ω`*)
おいしくいただきました!半年前に!←


さぁ、どうですか?
忘れた頃に攻撃でしたwww
ありがとうございました!

また忘れた頃に攻撃しますので、お忘れの方…ふふふ
楽しみにしていて下さい←コワいよw


感謝の意を込めたご夫婦の絵を置いていきます♪

ホントはそれぞれ挿し絵描く!描きたい!って豪語していて公開が後手後手になったとかそんな(汗



ひっくるめて(?)ひっつきあってイチャイチャしていればいいよー!!!


忘れた頃に

MMTKさま
KZHNさま
ありがとうございました~(*´ω`*)



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